当院のブログ

2018年11月 4日 日曜日

脾臓の腫瘤/武蔵小杉、武蔵中原、元住吉、日吉 みつはし動物病院

こんばんは。

川崎市中原区のみつはし動物病院です。

ここ最近は様々な手術をしておりますが、中でも脾臓摘出の手術が多いです。

脾臓は血液検査で良し悪しがわからないため画像検査をもとに判断していきますが、中でも超音波検査の有用性は非常に高いです。

高齢になってくると脾臓の中に結節性過形成ができることが多いのですが、血腫や血管腫、血管肉腫など様々な問題も生じます。

脾臓の表面に盛り上がるようにできてしまった腫瘤は例え良性だとしても、破裂して大出血を起こす危険性があります。破裂してしまった場合、基本的にはすぐに手術をして脾臓を摘出することになりますが、出血が多いと輸血をしても助からないケースがあります。

脾臓が破裂する前に、計画的に手術をして、摘出した腫瘤を病理検査にだして確定診断をつけることは大切です。病理検査をもとに、外科的切除のみで良いのか、抗がん剤も検討すべきかなどを決定していきます。

中高齢の動物の画像検査をすると、高確率で何かしらの異常がみつかるので、一度検査をしてみても良いかもしれませんね。


投稿者 みつはし動物病院

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